Takayuki Maekawa (Markins BV-HEAD)


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テーマ
動物写真
撮影者
動物写真家 前川貴行
撮影日付
2020年06-10月
撮影場所
東北地方
撮影機材
マーキンス
Q20iQ-BK 自由雲台 / BV-24 BV-HEAD
RC-62 SET リングプレート
PC-1DX3 + LC-1DX3 L-プレート セット
キヤノン
EOS-1D X Mark III
EOS R5
EF600mm F4L IS III USM
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
ジッツオ
レビュー
写真家 前川貴行
前川貴行 (まえかわたかゆき)
1969年、東京都生まれ。動物写真家。エンジニアとしてコンピューター関連会社に勤務した後、26歳の頃から独学で写真を始める。
1997年より動物写真家・田中光常氏の助手をつとめ、2000年よりフリーの動物写真家としての活動を開始。日本、北米、アフリカ、アジア、そして近年は中米、オセアニアにもそのフィールドを広げ、野生動物の生きる姿をテーマに撮影に取り組み、雑誌、写真集、写真展など、多くのメディアでその作品を発表している。
公益社団法人 日本写真家協会会員
- AWARD -
2008年
日本写真協会賞新人賞
2013年
第一回日経ナショナルジオグラフィック写真賞グランプリ

ウェブサイト: www.earthfinder.jp
夏から秋にかけて東北地方の沼地で、ツキノワグマの撮影に取り組んだ。

写真家として活動しはじめた頃、まず最初にクマの仲間を撮っていこうと決めて、北米や北海道などでずっとクマに接してきた。本州にすむのはツキノワグマだが、ヒグマにくらべてこぢんまりとしているものの、漆黒の毛並みも美しく、僕のお気に入りの生き物だ。

今回は各方面で評判になっているマーキンスの雲台を初めて使用してみた。自由雲台はさまざま使用してきたが、ボールがきっちりと止まるかどうかがとても重要だ。

まずは100-500mmで試してみるが、ネジを締めたり緩めたりが気持ちよく行える。止めたい角度にスッと動かせるのが雲台にとって最大の仕事であるが、これは文句なく合格。

さらに僕の常用レンズである600mm F4を載せてみた。最初はさすがに不安だったが、これも見事にしっかりと支えてくれ、しかも動きがスムーズ。これほどコンパクトなボディでありながら、この精度は素晴らしい。2ウェイに固定するBV-HEADをつければ、重量級のレンズも軽々とハンドリングすることができる。

EF600mm F4L IS III USM の三脚座もマーキンスの専用リングプレートに交換してみた。高さも低くなり、カメラザックにも入れやすくなったのがとても嬉しい。

こうしたちょっとした変化が、現場では大きく響いてくるものだ。

移動の少ないフィールドであれば、多少重い雲台でも構わないが、動物を追って山を何時間も歩いたりするときなど、重量を少しでも抑えたい場合に BV24SET はかなり有効。

撮影に没頭している写真家であれば誰であれ、一度使ってみればこの魅力が分かるはずだ。
動物写真家 前川貴行 作例2
■ ツキノワグマ
EOS-1D X Mark III / EF600mm F4 L IS Ⅲ USM
1/500秒 F4 ISO2000 -1.3EV
動物写真家 前川貴行 作例2
■ ツキノワグマ
EOS-1D X Mark III / EF600mm F4 L IS Ⅲ USM
1/500秒 F4 ISO400 -1.3EV
動物写真家 前川貴行 作例2
■ アオサギ
EOS R5 / EF600mm F4 L IS Ⅲ USM
1/640秒 F4 ISO160
動物写真家 前川貴行 作例1
■ カルガモ
EOS R5 / RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
1/500秒 F7.1 ISO1250
動物写真家 前川貴行 作例3
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