Rina Kawai (Markins Ball Head)


テーマ
過酷なロケでのセルフポートレート撮影
撮影者
河合璃奈(Rinaty)
撮影日付
2022年01月‐02月
撮影場所
群馬、長野、千葉、富山
撮影機材
マーキンス
Q3i-RD 自由雲台
PS-A9 + LS-A9 L-プレート セット
PF-100 カメラプレート
ソニー
α7 III
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art
フジフイルム
GFX100
GF23mmF4 R LM WR
GF32-64mmF4 R LM WR
GF80mmF1.7 R WR
スリック
SC 503 カーボン
レビュー
Rinaty 河合璃奈
河合璃奈(かわいりな)
兵庫県生まれ、大阪府在住。
神戸市立工業高等専門学校に在学中、写真部で活動し自身を練習台としてポートレート撮影を始める。
2019年に高専を卒業し公務員になるが、趣味で撮影を続けるうち次第に自分一人で作品を作ることの楽しさに目覚め本格的にセルフポートレート撮影を始める。
2020年に撮影の裏側がSNS上で話題となり、翌年末のNHK Eテレ「沼にハマって聞いてみた」に出演。
2021年に写真家として生きる道を選び退職。同年6月に道頓堀で初の個展を開く。
- 主な写真展 -
2021年
「Rinaty Selfportrait展」(ギャラリー 香)

instagram: rina_k_photo
私は自分自身をモデルとして撮影を行う、セルフポートレート作品を撮っています。セルフポートレートは全て一人で行う必要があるため、撮影時はカメラ機材の他に、衣装やメイク用品、小道具などを持参します。アシスタントさんをつけることもほぼありませんので、体力面でもこれらの荷物を運ぶことはきつく、荷物の軽量化にはいつも悩みます。

これまで三脚と雲台は、それぞれカーボン三脚とねじ込み式の3ウェイ雲台を使用していました。一度、軽量化のためにトラベル用のカーボン三脚と自由雲台がセットになったものを試したことがありましたが、カメラを取り付けた時にずり落ちてしまう点や操作性の点で不便だと感じ、結局3ウェイ雲台を使い続けていました。

マーキンスの自由雲台は、ある知人からの勧めで知ったのですが、軽量化のためにも小型モデルの Q3i-RD を導入することにしました。

赤いモデルを選んだのはトレードカラーにするほど「赤」が好きなのが理由です。「赤」は作品でもよく使いますしSNSのアカウント写真にも使用しています。セルフポートレートを撮る私にとって必需品の雲台が赤になったことで撮影前から気分が上がるのも嬉しい効果です。そのため人前に出るときも赤い服を着用することが多いです。

雲台の話に戻りますが Q3i-RD は、カラーの他にコンパクトな点が気に入ってます。ポケットに入るサイズなので、これまでの3ウェイ雲台のように嵩張らず遠征にも最適です。

この後、ちょうど雪や雨という悪天候での遠征予定があったため早速試してみましたが、軽く力を入れてノブを回すだけで、重いカメラとレンズでもずり落ちることなくしっかり固定され、非常に操作し易いと感じました。

この点についてもう少し説明しますと、通常氷点下での撮影では手が悴んでしまうため、当然ながら手袋などの防寒具を着用しての撮影になります。

この遠征も氷点下でしたので防寒具は必要なのですが、私の場合は写すだけでなくノースリーブのドレスを着たモデルでもあるため、撮影の際は手袋などの着用はできません。そのため特に指先が冷えやすく手が悴んで力が入らず、カメラのセッティングにも支障が出ることがしばしばでしたが、そんな時でもマーキンスの自由雲台はノブをわずかに回すことでしっかりと固定されるので問題なく使うことができたのです。

そして片手だけで操作ができる点も大きな助けとなりました。機材のセッティング中、少しでも手を温めるためにカイロを握るのですが、両手で操作する必要のある3ウェイ雲台と違い、マーキンスの自由雲台はカイロを片手に握ったままで操作できたのでとても助かりました。

また、以前使用した自由雲台と比べてみますと、マーキンスの自由雲台はダイヤルやノブの配置がうっかり間違えることのないシンプルなデザインなのが優れていると思います。

寒さが厳しい中であったり、土砂降りの雨の中で全身が濡れて凍えるほど寒かったり、さらに視界も悪い状況の中では、やはりシンプルで使いやすいものが一番です。雨の中でもラバーの付いたノブは滑ることなく使用することができましたし、三脚が凍って動かしにくい状況でも、自由雲台は凍ることなく操作することができました。
ソニーα7III アルカスイス互換 プレート
それと、α7 IIIにはマーキンスのL-プレート セット(PS-A9 + LS-A9)を装着しました。これまでは他社のL-プレートを装着してましたが、バッテリー交換のさいに干渉するだけでなく、横構図から縦構図に変更するたびにネジを緩めて取り付け直す必要があったため、マーキンスに変更した事でこれらの面倒から解放され、撮影効率がかなり上がりました。

セルフポートレート撮影はカメラの固定だけでなく、ライティング機材の設置、ピント合わせなどを撮影後に確認して調整する必要があり、衣装を舞上げるタイミングなども含め、何度も撮影を繰り返すことになるので、一つの構図を撮り終わるまでに最低20分はかかります。なので、その時間を少しでも短縮できる使い勝手の良い雲台は、私にとって大きなメリットなのです。

この遠征でマーキンスの使い勝手の良さを実感したので、その後の撮影には毎回持っていくようになりました。

三脚や雲台はセルフポートレート撮影をする私にとっては必需品ですので、今後もマーキンスを愛用していきます。
ソニーα7III アルカスイス互換 プレート
■ 眠れる氷の国の女王
FUJIFILM GFX100 / GF23mmF4 R LM WR
F5.6 1/80秒 ISO-100
Rinaty 河合璃奈 作例
■ 純白
FUJIFILM GFX100 / GF80mmF1.7 R WR
F3.5 1/125秒 ISO-50 / H&Y REVORING ND/CPL
Rinaty 河合璃奈 作例
■ 響け、私の願い。
FUJIFILM GFX100 / GF80mmF1.7 R WR
F3.2 1/100秒 ISO-50 / H&Y REVORING ND/CPL
Rinaty 河合璃奈 作例
■ Blue & White
SONY α7 III / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art
F7.1 1/250秒 ISO-50 / ソフト GND8 Filter
Rinaty 河合璃奈 作例
■ 滝の女神
FUJIFILM GFX100 / GF32-64mmF4 R LM WR
F14 1/6秒 ISO-50 / H&Y REVORING ND/CPL
Rinaty 河合璃奈 作例
■ 鏡花水月
FUJIFILM GFX100 / GF80mmF1.7 R WR
F3.2 1/125秒 ISO-50
Rinaty 河合璃奈 作例

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