岩井崎にて

2021年2月24-26日 宮城県気仙沼市
風景写真家 高松ミミ
風景写真家 高松ミミ
今回、新品の冬タイヤで意気揚々と冬の旅に出たものの、悪条件続きでお目当ての雪景色がなかなか撮れず焦っていた2月後半、太平洋側は晴れとの予報だったので、前から気になっていた宮城県気仙沼市の岩井崎に向かいました。

ところが現地に近づくにつれ、空にたくさんの雲が..。

まぁよくあることなのでロケハンしよう、などと考えながら東日本大震災後につくられた防潮堤を越え、整備された駐車場に車を止めて歩きました。

一帯は三陸復興公園、三陸ジオパークになっており、古代の石灰岩地帯が波や風雨により侵食されてできたという海岸です。

正面の展望台からは海と岩が広がっていました。
FUJIFILM GFX 50S / GF23mm F4 R LM WR / F11 1/200秒 ISO-200
荒波が打ち寄せ潮が吹き上がる名所になっているという潮吹き岩をしばらく眺めていましたが、波が穏やかでいま一つ潮が上がりませんでした。

海岸を歩いていたら水平線のあたりに陽がさしてきたので、晴れるかも!と持っていた三脚を急いでセットしました。マーキンスの自由雲台プレートなので、あっという間に準備完了。

ほどなく空がひらけてきて青空と雲のコントラストが本当に綺麗でした。
岩井崎
FUJIFILM GFX 50S / GF32-64mm F4 R LM WR / F11 1/240秒 ISO-400 +0.7EV
マーキンスは固定ノブを少し回せばさっと動かせるので、サクサク撮っていましたが風が出てきて雲に覆われ、本日はここまでで撤収。

なんとなく不完全燃焼だった私は翌々日の早朝、暗いうちから車を走らせ日の出前に到着。空が刻々と変わって私もカメラも岩場も同じ色に包まれるマジックアワー。
岩井崎
FUJIFILM GFX 50S / GF45-100mm F4 R LM OIS WR / F11 1/50秒 ISO-400 -0.7EV
ちょっと大げさですが地球との一体感を味えます。

まもなく太陽が上がって空気ごと雰囲気が変わりさらに撮影。この日も波は穏やかで水面に空が写り込んでいました。
マーキンス 自由雲台
FUJIFILM GFX 50S / GF45-100mm F4 R LM OIS WR / Markins Q10i-BK + PLV100170 / GITZO GT4543LS
集中して撮影していたためかなりの時間を過ごしていました。お日様もだいぶ上がったし風も出てきたので帰ろうかと思いましたが、もしやと展望台に行って見ると波が吹き上がっていたのです。

これはすごい!ここまで飛沫がくる!撮らないと!

撮影のタイミングはいつくるかわかりません。素早いセットができる雲台プレートありがとう。撮り逃すことなくようやく潮吹き岩が撮れました。
潮吹き岩
FUJIFILM GFX 50S / GF45-100mm F4 R LM OIS WR / F13 1/950秒 ISO-400 -0.3EV
今回のように現地に行ってみて気になることがあれば何度か訪問することにしていますが、まだまだ私の知らない景色がたくさんあるのは事実です。

これからも観て感じられる風景をなるべくたくさんとらえたいと思いながら岩井崎を後にしました。
風景写真家 高松ミミ
風景写真家 高松ミミ
高松ミミ
茨城県生まれ。父の影響で小学生の時より写真を始め、写真学校を卒業後本格的に作家活動を開始。地元の風物風景を撮影、現在は全国各地に足を伸ばし作品を制作している。
日本風景写真家協会(JSPA) 会員
ウェブサイト: takamatsumimi.com

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