ニコンZ用L型プレート&FTZ用L型プレート

2018年12月08日
風景写真家 萩原俊哉
やや晩秋近いタイミングで訪ねた渓流。水面に浮かぶ落ち葉がゆっくりと回転している。新しい機材を使っての撮影はいつもワクワクする。おもむろにカメラを取り出して自由雲台に装着。ノブを回転して締め付ければカメラは微動だにしない。ひとしきり横位置で撮影した後はいつものように縦位置へ変更。むろんマーキンスのL型プレートを装着しているので変更も素早い。ひとつひとつの作業を迅速かつ精密にできるのはマーキンスだかららこそ。構図を決めたいところでピタリと止まり素早い撮影体制に入れるQ10i-BK 自由雲台はもちろん、三脚座のないレンズを装着していても縦横をたやすく変えることができる専用L型プレートは、これまでのそしてこれからも自分の撮影に必要不可欠なアイテムだ。
この秋、ニコンからフルサイズミラーレスカメラ、ニコンZが発売された。ニコンを使い続けている筆者にとって待望のカメラである。もちろん、マーキンスのZ7、Z6用L型プレートを手に入れたのはいうまでもない。カメラが小型軽量化されることでレンズやザックなどシステム全体の軽量化が図られているが、そのメリットを損ねることのないアルミ合金採用のL型プレートの軽さはさすがマーキンスである。
PN-Z7 + LN-Z7 + Z7 + 24-70mmF4
あらためてL型プレートのメリットを述べると、三脚座のないレンズを使用したとき縦横を変える際の光軸の動きが少なく素早く操作できる。そのため横位置から縦位置に変更しても構図を決めやすいことがメリットだ。ニコンZ7 Z6でL型プレートとして使用するためにはマーキンス PN-Z7 ニコンZ7 Z6用 カメラプレートマーキンス LN-Z7 ニコンZ7 Z6用 サブプレートを組み合わせての使用となる。一本のネジで二枚のプレートを止めるだけなのでセットも簡単だ。接合部分はガッチリ嵌っているので剛性感も抜群。マーキンス PN-Z7 ニコンZ7 Z6用 カメラプレートにはハンドストラップ用のホールがあるのも細かな配慮だ。ハンドストラップを使用してスナップやポートレート撮影をアクティブに撮影するZ7 Z6ユーザーにとってはうれしい。
マーキンス PN-Z7 ニコンZ7 Z6用 カメラプレートは専用設計なだけあり、とても使い勝手良く仕上がっている。カメラを入手直後のまだ専用プレートがない頃だったが、すこし大きめの汎用のプレートをカメラ装着した状態でマウントアダプターFTZを使用すると、マウントアダプターFTZの三脚座の部分と雲台側のクイックシューが干渉してしまう事態に陥った。だが、マーキンス PN-Z7 ニコンZ7 Z6用 カメラプレートを装着してからは、全く干渉することなくクイックシューに取り付けることができる。なるほど、専用設計ならでは、である。さらに回転防止ピンの採用により、がたつきが起きにくい構造であることもありがたい。不安を感じることなく撮影に集中できるというものだ。
干渉しない
回転防止ピン
カメラ底部
マーキンス LN-Z7 ニコンZ7 Z6用 サブプレートの使い勝手もとても良好だ。風景写真ではスローシャッタースピードを使用する際にリモートコードを多用するが、カメラのリモートコード取り付け部分が大きく開いているので、アクセサリーターミナルのゴムカバーの開閉も容易にできる。さらに動画撮影時に外部マイクやヘッドフォンを使用する場合でも、マーキンス PN-Z7 ニコンZ7 Z6用 カメラプレートをスライドさせることができるので、装着した状態での操作性も格段に高い。
左)リモートコード装着 右)スライド装着状態
ニコンZ7 Z6はこれまでのシステムから大きく変わって登場したフルサイズミラーレスカメラだ。専用のZマウントレンズはまだ十分に揃っておらず、既存のFマウントレンズをつかうためにはマウントアダプターFTZが必要となる。その、 FTZ専用のL型プレートがマーキンス LN-FZ ニコン マウントアダプター FTZ用 L-プレートだ。マウントアダプターFTZの三脚座にマーキンス LN-FZ ニコン マウントアダプター FTZ用 L-プレートを装着して使用する。縦位置部分のプレートは大きく切り欠きがあるので、レンズの着脱およびカメラとの着脱レバーの操作も容易にできる。14-24mmF2.8や三脚座をつけていない70-200mmF4といったレンズを装着する際、レンズの重量があるためにカメラ側ではなくFTZ側を三脚に取り付けるほうがバランスが良い。むろん、カメラ側にマーキンス PN-Z7 ニコンZ7 Z6用 カメラプレートマーキンス LN-Z7 ニコンZ7 Z6用 サブプレートを装着した状態であっても、どこにも干渉することなく快適に扱うことができる。
LN-FZ + Z7 + FTZ + 14-24mmF2.8
FTZの操作
縦横のフレーミングを素早く変化させることができるL型プレート。操作性が大幅に向上することでストレスなく撮影に集中できる。また、既存のFマウントレンズをこれからも使い続けていくなら、FTZに装着するマーキンス LN-FZ ニコン マウントアダプター FTZ用 L-プレートは必携のアイテムだ。マーキンスを愛用し続けているのはそのクォリティーの高さ。一度使うと手放せなくなるのはいうまでもない。
風景写真家・萩原俊哉
萩原俊哉 (はぎはら としや)

1964年山梨県甲府市生まれ。広告代理店に入社、食品関連の広告制作に配属、カタログ制作、イベント企画等に携わる。 退社後、フリーのカメラマンに転向。浅間山北麓の広大な風景に魅せられて、2007年に拠点を移し、2008年に本格的に嬬恋村に移住。 現在自然風景を中心に撮影、写真雑誌等に執筆活動中。また、2014年11月にBS11で放送された「すてきな写真旅2」に出演。

ウェブサイト: http://hagihara-photo.art.coocan.jp/